ヘッジファンド、金に対し12年以降で最も強気

ヘッジファンドにとっての金の魅力 が高まりつつある。一方、今年の金相場の予想外の上昇について、米ゴ ールドマン・サックス・グループは、間もなく尻すぼみになるとの見通 しを示している。

米政府のデータによると、ヘッジファンドなど大口投機家によるニ ューヨーク市場の金の買い越しは2012年12月以来の高水準に増加した。 金相場は今年に入って1オンス当たり1350ドルを超え、過去6年で最大 の年初来上昇率を示している。一方、ゴールドマンの商品調査責任者、 ジェフリー・カリー氏は、相場が09年以降で初めて1000ドルに下落する 可能性が高まっているとの見通しを示した。

米経済成長鈍化の兆しとロシアによるウクライナ介入を材料に、金 相場は年初来で11%上昇している。

約1500億ドル(約15兆5000億円)相当の資産を運用するスタイフェ ル・ニコラウスのファンドマネジャー、チャド・モーガンランダー氏 は、「金相場の上昇は印象的だ。地政学的不透明感と米経済成長への懸 念というパーフェクトストームが吹いている」と指摘した。パーフェク トストームは、複数の悪い事態が同時に発生する状況を示唆する。

原題:Gold Most Bullish Since 2012 as Goldman Sees Slump: Commodities(抜粋)

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