ソフトバンク、買収実現に向けプレゼン戦略練り直し-関係者

:ソフトバンクの孫正義社長は11日 にワシントンで行うプレゼンテーションで、米携帯電話業界の再編実現 に向けた自らの主張を構成し直し、ケーブル回線に比べて無線ブロード バンドに利点があることを強調する。事情に詳しい複数の関係者が明ら かにした。

同関係者らによると、孫社長は先進的な無線ネットワークの利点を 投資家や技術政策当局者に説明する予定。プレゼン計画が非公開である ことを理由に匿名で語った。こうしたネットワークは、全米をつなぐ超 高速インターネットサービスの実現や、教育や携帯端末を使った電子商 取引の改善につながる可能性がある。

関係者らによれば、孫社長は米携帯電話サービス3位のスプリント と4位のTモバイルUSの合併を直接訴える計画はない。米規制当局 は、ソフトバンクが昨年のスプリントに続いてTモバイルUSまで傘下 に収めれば、米国の携帯電話サービス事業者は3社に減ることになり、 競争促進の効果があるか疑わしいとしている。

ウェルズ・ファーゴのアナリスト、ジェニファー・フリッチェ氏は 電話取材に対し、「ソフトバンクの戦略は、強力な第3位の事業者が誕 生すればケーブル業界に対抗できるようになると主張し、米連邦通信委 員会(FCC)と司法省を説得することだ」と指摘。「当局が事業会社 は4社あった方が良いとの主張を転換していると捉えられないよう、政 治的に受け入れられるような方策を見つけることが鍵だ」と述べた。

原題:SoftBank Said to Ready Broadband Pitch Amid Merger Resistance(抜粋)

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