ロ軍、クリミア半島2万人展開か-米国は外交閉ざすと警告

ロシアのプーチン大統領がウクライ ナのクリミア半島での緊張緩和を求める欧米諸国に応じる兆候は見られ ない。クリミア自治共和国はロシアへの帰属を問う住民投票の準備を進 めている。また、米国の推計では同半島にロシア軍約2万人が展開して いる。

欧州安保協力機構(OSCE)の監視団はクリミア入りしようとし たが、武装集団に3日連続で阻まれた。

ロシア外務省の声明によると、ラブロフ外相とケリー米国務長官は 8日に電話でウクライナ情勢について協議し、危機解決のために「積極 的な接触」が必要だとの点で合意した。

米国務省はケリー長官が「ウクライナとロシアの直接対話を促進す るために、米国がパートナーや同盟国と協力する用意があることを強調 した」との声明を発表した。

また、同省によると、ケリー長官は「クリミアをロシアに編入する 動きとともに、同半島やウクライナの他地域での軍備増強や挑発が続け ば、外交の余地を閉ざすことになると明確にし、最大限の自制を求め た」という。

原題:Crimea Incidents Mount to Expose Risk of Escalation in Ukraine(抜粋)

--取材協力:Kateryna Choursina、Anna Shiryaevskaya、Indira A.R. Lakshmanan、Brian Wingfield、Kathleen Hunter、Terry Atlas、Andrew Roberts、Stefan Nicola、Olga Tanas.

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