【FRB要人発言録】極めて緩和的な政策必要-ダドリー総裁

3月3日から9日までの米連邦準備 制度理事会(FRB)要人の主な発言は次の通り(記事全文は発言者の 氏名をクリックしてください)。

<3月7日> バーナンキ議長(ヒューストンでの会合で):(米国の成長を抑制して いる状況について)今後を展望すると、逆風は弱まりつつあるようだ。 FRBは景気回復のために多くの支援を行ってきた。私は今後もそれ が継続されると予想している。

ダドリー・ニューヨーク連銀総裁(ニューヨークで講演):最大限の雇 用確保と物価安定という当局の2大責務達成に向けて経済成長が加速 し、より速いペースで前進して欲しいと強く望んでいる。故に、景気回 復を十分に支援するため、極めて緩和的な金融政策を維持することが引 き続き必要だ。

<3月6日> プロッサー・フィラデルフィア連銀総裁(訪問先のロンドンで講演): 資産購入の慎重なペースでの減速は正しい方向へ向かっている。しか し、引き続きFOMCの予測通りの経済的な展開となった場合、かなり 後手に回る可能性がある。

プロッサー・フィラデルフィア連銀総裁(CNBCのインタビュー で):(金融当局の景気刺激策が)意図せぬ結果をもたらす可能性を非 常に懸念している。

ダドリー・ニューヨーク連銀総裁(米紙ウォールストリート・ジャーナ ルが主催した行事で):重大な形で経済見通しの変化が必要だろう。縮 小ペースを変更するための敷居はかなり高い。

ロックハート・アトランタ連銀総裁(ワシントンで講演):現行の緩和 縮小の針路反転のハードルは高い。

ロックハート・アトランタ連銀総裁(ワシントンで講演):米経済が大 幅に悪化するか、急激なディスインフレが続くことがない限り、FRB の債券購入は12月までに完全に終了するだろう。現行の緩和縮小の針路 反転のハードルは高い。現行の政策スタンスは適切だ。

ロックハート・アトランタ連銀総裁(ワシントンで講演後記者団に対 し):6.5%の失業率の目安はそれを通過すれば無意味になる。

<3月5日> ウィリアムズ・サンフランシスコ連銀総裁(シアトルで講演):住宅や 自動車販売など金利動向に敏感なセクターの回復は、FRBの刺激策が 機能していることを示す。サービスなど金利の動きに敏感ではないセク ターは依然として比較的低迷している。

フィッシャー・ダラス連銀総裁(メキシコ市で講演):量的緩和を長居 させ過ぎた兆候が強まっている。市場のゆがみに加え、悪いインセンテ ィブからの行動が一段と広がりつつある。こうした指標を極めて注意深 くモニターし、『根拠なき熱狂』の亡霊が再び出没しないようしなけれ ばならない。

イエレンFRB議長(ワシントンでの就任式典):議会がFRBに対し て定めた目標は明確だ。最大限の雇用と物価安定だ。経済がこれらの目 標にかなり届かない状況が続いていることも同様に明白だ。議会が FRBに与えた極めて重要な目標を達成すべく他の政策当局者と共に全 力を尽くすことを約束する。

<3月4日> ラッカー・リッチモンド連銀総裁(ニューヨークでの講演での質疑応答 で):FRBが十分早期に利上げ行わないことを懸念している。 (FRBの過去最大の緩和策に伴うバランスシート上の)多くの火種が インフレ圧力を招く恐れがある。

ラッカー・リッチモンド連銀総裁(ニューヨークで講演後記者団に対 し):最初の利上げ時期を2015年の早い時期と予想する。失業率の目安 が時期に即さない状態が近づいているため、フォワード・ガイダンスの 修正について考慮するのは合理的だ。質的な金利ガイダンスを支持。緩 和縮小のペース加速に反対しないだろう。緩和縮小ペースを変更するハ ードルはかなり高い。

ウィリアムズ・サンフランシスコ連銀総裁(フィナンシャル・タイムズ とのインタビュー):新しい金利ガイダンスが早急に必要

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