欧州株(7日):下落、ロシアがウクライナ向けガス供給停止も

欧州株式相場は下落。週間ベースで は1月以来初の値下がりとなった。ロシアがウクライナへのガス供給を ストップする可能性が浮上したためで、両国の対立を嫌気し、米雇用者 数の伸びが予想を上回っても相場は上がらなかった。

医療手術機器メーカー、スウェーデンのゲティンゲは1993年の新規 株式公開(IPO)以来の大幅下落。第1四半期の利益見通しが市場予 想を大きく下回った。深海油田探査などを手掛けるオランダのフグロは 業績が予想を下回り2.1%の値下がり。一方、航空会社エールフラン ス・KLMは4.4%高。乗客数が2月に伸びたことが買い材料。

ストックス欧州600指数は前日比1.3%安の333.06で終了。今週はウ クライナをめぐる緊張を受けて1.5%下げた。3日には、ロシア議会が ウクライナへの軍事介入権限をプーチン大統領に認めたことで2.3%下 落した。

IGグループ・ホールディングスの市場アナリスト、クリス・ビュ ーチャンプ氏はリポートでウクライナ情勢について、「さらなる対立が 起きているようだ」とし、「週末に向けて特に買い持ちにしたい人間は いないだろう。ウクライナ危機で何か展開があるリスクは可能性として 依然として大きい」と付け加えた。

ロシア国営会社ガスプロムは、ウクライナがこれまでに供給を受け た天然ガスの支払いをしない場合、ガス供給を停止する可能性を示唆し た。米労働省が発表した2月の雇用統計では、非農業部門雇用者数(事 業所調査、季節調整済み)が前月比17万5000人増加。ブルームバーグ・ ニュースがまとめたエコノミスト予想の中央値は14万9000人増だった。

この日の西欧市場ではギリシャを除く17カ国で主要株価指数が下 落。独DAX指数は2%、仏CAC40指数が1.2%それぞれ下げた。英 FTSE100指数は1.1%の値下がり。

原題:European Stocks Drop as Russia Says It May Cut Off Ukraine’s Gas(抜粋)

--取材協力:Namitha Jagadeesh.

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