JPモルガンやUBSの有罪破棄、デリバティブめぐる伊裁判

イタリアのミラノ市の控訴裁判所 は、JPモルガン・チェースとドイツ銀行、UBS、デプファ銀行に対 する有罪判決を破棄した。一審はミラノ市へのデリバティブ(金融派生 商品)販売でのバンカーの不正に対する銀行の監督責任を問い、有罪の 判決を下していた。

控訴審のルイージ・マルティノ判事は「訴因とされた犯罪は存在し なかった」として、銀行及びバンカーらに無罪を言い渡した。

控訴審で検察は、ミラノ市のアドバイザーだった銀行がデリバティ ブのコストを市に対して開示すべきだったと論じたが、弁護団は市当局 者らが一審で行った証言が、銀行の利益と手数料について市が知ってい たことを示していると反論した。

ドイツ銀は控訴審の判決を歓迎するとのコメントを出し、JPモル ガンは「検察の主張には根拠がないという姿勢を堅持してきた」と表明 した。デプファとUBSの代理人の弁護士も歓迎の意を表した。

原題:JPMorgan, UBS Convictions Overturned in Swaps Fraud Appeal (1)(抜粋)

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