きょうの国内市況(3月7日):株式、債券、為替市場

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●日本株ことし初の4連騰、米雇用期待と円安-資源、内需など広く買い

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東京株式相場はことし初の4日続伸。米国の新規失業保険申請件数 の低下や対ドル・ユーロでの円安傾向が好感され、電機やゴム製品など 輸出関連、鉱業など資源株が上昇。オフィス市況の改善や地価上昇期待 で不動産、倉庫や陸運など含み資産業種も買われ、東証1部33業種 中、32業種が上げた。

TOPIXの終値は前日比8.61ポイント(0.7%)高の1236.97、日 経平均株価は139円32銭(0.9%)高の1万5274円7銭。

T&Dアセットマネジメントの山中清運用統括部長は、「米景気や ウクライナに関する不透明要因が遠のき、米国を中心とした緩やかな景 気回復ながら、金利は上がらないという従来の株式市場のストーリーに 戻っていく」と指摘した。このストーリー下では、「為替も円安方向に なり、株式市場にとっては心地良い状態」と言う。

東証1部33業種は倉庫・運輸、金属製品、鉱業、不動産、石油・石 炭製品、小売、陸運、ゴム製品などが上昇率上位。パルプ・紙の1業種 のみ小安い。東証1部の売買高は20億7420万株、売買代金は1兆9769億 円。値上がり銘柄数は1270、値下がりは373。

●債券下落、米債安や株高・円安で売り-超長期ゾーンに需給悪化懸念

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債券相場は下落。前日の米国債相場の続落に加え、株式相場の続伸 や外国為替市場での円安進行を背景に売りが優勢だった。超長期ゾーン の需給悪化懸念も重しとなった。

東京先物市場で中心限月の3月物は前日比6銭安の145円10銭で開 始。午前10時10分の日銀金融調節で長期国債買い入れが通知された直後 に145円03銭と日中取引で2月25日以来の安値を付けた。午後に入ると 水準を切り上げ、2銭安まで戻す場面があったが、結局は8銭安の145 円08銭で引けた。

JPモルガン・アセット・マネジメントの塚谷厳治債券運用部長 は、「海外市場がリスクオン(選好)の動きとなり、日本株も続伸して いるため、債券相場は強気になれない感じ。内外の株価や長期金利の上 昇圧力を背景に超長期債は重い展開」と話した。

日銀がきょう実施した長期国債買い入れオペ(総額2900億円)の結 果によると、残存期間「1年以下」と「10年超」の応札倍率がともに前 回より低下した。併せて国庫短期証券(TB)の買い入れ2兆円も実施 した。

●ドル・円は103円前後、米雇用見極め-緩和観測後退でユーロ高止まり

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東京外国為替市場では、ドル・円相場が1ドル=103円ちょうど前 後と1月下旬以来のドル高値圏で推移した。米国の雇用改善期待などを 背景にドル買い・円売りが進んだ海外市場の流れが一服。海外時間に発 表される米雇用統計を見極めようとする雰囲気が広がった。

欧州中央銀行(ECB)の追加緩和観測の後退を背景としたユーロ 買いの動きも一服。対ドルでは前日の海外市場で付けた昨年12月下旬以 来の高値付近でもみ合い、対円では早朝に付けた約2カ月ぶり高値の1 ユーロ=143円01銭からやや水準を切り下げて推移した。

三菱東京UFJ銀行市場企画部グローバルマーケットリサーチの内 田稔チーフアナリストは、ドル・円はウクライナ問題などで株安が進ん だ局面でも結局101円台を割り込まず、「むしろ底堅さが残った感じ」 と指摘。「センチメントとしてはやや上方向を見始めているところ」と 語った。

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