豪中銀スティーブンス総裁:追加利下げの必要ない-議会証言

オーストラリア準備銀行(中央銀 行)のスティーブンス総裁は7日、「一定期間の金利安定」がどのくら い続くか分からないと述べる一方、現時点で「極めて緩和的」な金融政 策をさらに緩める必要はないとの認識を示した。

スティーブンス総裁は議会の委員会で証言し、「その期間がどのく らい長く続くか明言しなかったのは、分からないからだ」と説明。「こ れまでは必要なら若干の追加利下げを行う余地はあり得るとしていた が、われわれの見解に多少の変化があった。現時点でそれが必要とは思 わない」と発言した。

スティーブンス総裁は先月、政策金利を過去最低の2.5%に据え置 くことを決めた後、「一定期間の金利安定」の可能性が高いとの見通し を示した。豪中銀は昨年8月以降、金利を変更していない。

豪ドルについては、いわゆる口先介入の「効果は限定的」とした上 で、「1豪ドル=0.90米ドル台かそれを上回る為替レートは、豪州のコ ストおよび生産性の他国との比較に基づく妥当な評価に比べて高いとこ れまで述べてきたが、その見解に変わりはない」と語った。

スティーブンス総裁はまた、「住宅部門の投資活動が今後力強く拡 大するのは明らかだ」と指摘。ただ、「こうしたトレンドの結果として 鉱業部門以外で生み出される新たな需要が、鉱業投資支出の大幅な落ち 込みを穴埋めし、完全雇用に近い状態を維持するために十分かどうかが 問題だ。そのような疑問に強い自信を持って答えることは誰もできな い」と述べた。

原題:RBA’s Stevens Says He Doesn’t See Need to Reduce Rates Further(抜粋)

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