新規に洋上風力、1キロワット時36円を提示-14年度買い取り

経産省資源エネルギー庁は7日、調 達価格等算定委員会を開き、再生可能エネルギー買い取り制度の中 で2014年度に新規に洋上風力の価格を設定することにし、1キロワット 時36円(税抜き)、期間20年を提示した。平地が少ない島国日本の洋上 風力を後押しするのが狙い。

陸上風力よりも高い価格を設定することで、洋上風力に弾みがつ き、タービンメーカーの三菱重工業、ベスタス・ウィンド・システムズ のほか、鹿島建設などが恩恵を受けそうだ。買い取り価格は委員会の提 示を受け、経産相が正式に決定する。

ブルームバーグ・ニュー・エナジー・ファイナンス(BNEF)に よると、日本の洋上風力発電能力は4万キロワットで、英国の368 万9000キロワット、デンマークの127万2000キロワットをはるかに下回 っている。

浮体式洋上風力発電で主要国になることを目指している日本は、福 島県と長崎県の沖合で実証研究を実施している。福島県のプロジェクト では昨年、2000キロワットのタービンの運転を開始し、各7000キロワッ トの2つの発電設備を追加する予定。

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