サイバーリンクスが上場2日目に初値形成、公開価格比2.7倍

6日に東証ジャスダック市場に新規 株式公開(IPO)し、初日を買い気配のまま終えていたサイバーリン クスが取引2日目のきょう、ようやく初値を形成した。公開価格の2400 円に対し、2.7倍となる6550円だった。

同社は1964年5月の設立で、和歌山県和歌山市に本社を置く。流 通・食品・小売業向けの基幹業務クラウドサービス、官公庁向け基幹業 務提供サービス、小中学校向け校務クラウドサービスなどを手掛けるほ か、NTTドコモの携帯電話販売の代理店業務も行う。

水戸証券投資情報部の岩崎利昭チーフオフィサーは、「基幹業務を 低価格、早くできるクラウドという形でサービスしている企業は既上場 にはない。成長の可能性がある」と話していた。

2014年12月期の業績計画は、売上高が前期比16%増の86億6600万 円、純利益が23%増の2億3500万円、1株利益166円55銭を見込む。公 開価格ベースの今期予想PERは14.4倍。上場に際し、公募25万株、オ ーバーアロットメントによる売り出し3万7500株を実施。主幹事はみず ほ証券が務めている。

ことしに入ってから最初の国内IPO案件は、2月13日にマザーズ 市場に上場した米国の創薬型バイオベンチャーで、眼疾患治療薬の開発 に特化するアキュセラ・インク。国内企業としてはきょうのサイバーリ ンクスが1社目で、今月12日以降にIPOが本格化し、3月は同社を含 め11社が公開予定だ。

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
    LEARN MORE