米レイノルズ、幾つかのブランドをJTに売却も-野村HD

たばこ業界は7年ぶりに合従連衡の 機運が盛り上がりつつある。「キャメル」などのブランドを有する米た ばこメーカー、レイノルズ・アメリカンが同業の米ロリラードに買収提 案するとの観測が強まり、ロリラードの株価は前週末から5日までに 9%上昇した。しかし両社とも買収交渉を認めていない。ロリラードは メントールたばこで米1位の「ニューポート」のメーカー。

野村ホールディングスはレイノルズがロリラードを買収した場合、 「ニューポート」に資源を集中させるため、幾つかのブランドを日本た ばこ産業(JT)に売却する可能性があるとの見方を示した。

野村のロンドン在勤アナリスト、デービッド・ヘイズ氏は4日のリ ポートで、米国外で「キャメル」と「ウィンストン」を販売するJTが レイノルズからこれらのブランドの米販売権を購入しようとする可能性 があると指摘。「レイノルズが米国での『キャメル』販売権をJTに売 却すれば、事業の中核を失うように思えるかもしれないが、恐らく議論 されるだろう」と述べ、これが実現すれば「JTは電子たばこのプラッ トホームも含め、米販売網を得られる」と説明した。

--取材協力:竹生悠子、Katarina Gustafsson、Duane D. Stanford、Jeffrey McCracken. Editors: Beth Williams, Whitney Kisling

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