新興国株が6週間ぶり高値、世界経済の信頼感高まる

6日の新興市場の株式相場は6週間 ぶりの高値に上昇。米新規失業保険申請件数が市場予想を下回ったこと で、世界経済への信頼感が高まった。インドの経常赤字縮小を好感し、 同国株の指標S&Pセンセックス指数が過去最高値まで上昇した。

MSCI新興市場指数はニューヨーク時間午後0時2分(日本時間 7日午前2時2分)時点で1.2%高の971.07。インドではICICI銀 行が買われ、S&Pセンセックス指数は1.1%上昇した。通貨ルピーも 3カ月ぶりの高値を付けた。ブラジルのボベスパ指数は上昇。MRVエ ンジェニャリア・エ・パルチシパソンエスなど住宅建設株が上げた。一 方、ロシア株の指標のMICEX指数は下落。米国はプーチン大統領が ウクライナから手を引かなければ、対ロシア制裁を強化する姿勢を示し た。クリミア議会はこの日、ロシアへの編入を求める決議を採択した。

米失業保険申請件数の減少が統計で明らかになったことを受けて、 世界的に株価が上昇した。2月の米雇用統計の発表を7日に控えて、労 働市場をめぐる楽観論が強まった。欧州中央銀行(ECB)のドラギ総 裁はユーロ圏のデフレリスクが緩和しつつあるとの認識を示した。

スタイフェル・ニコラスの市場ストラテジスト、ケビン・キャロン 氏は6日の電話取材に対し、「投資家の間でやや安心感が高まりつつあ るようだ。指標が安定し始めれば、全体的な需要にとってプラスとな り、新興市場にもプラスに働くのは間違いない」と述べた。

原題:Emerging-Market Stocks Rise on Economy as Sensex Jumps to Record(抜粋)

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