クリミアの選択、ロシアかウクライナか-3月16日に住民投票

クリミア自治共和国の住民は16日の 投票で、ロシアに加わるかウクライナにとどまるかの選択を迫られる。 クリミア議会は6日の緊急会合で、ロシアへの併合を選んだ。

住民投票の日程は議会のウェブサイトで発表された。6日の議会の 採決結果は強制力を持たない。キエフのウクライナ政府は、クリミアの アクセノフ首相とコンスタンティノフ最高会議議長がクーデターを図っ ていると非難した。

ウクライナのトゥルチノフ大統領代行は「クリミア議会の決定は違 法だ。武装集団による圧力の下での採決だからだ」とコメントした。発 言内容を報道官が電話インタビューで確認した。

クリミアはロシアからの侵略の脅威にさらされ続けている。ソ連時 代の1954年にウクライナに帰属替えとなったクリミアのロシア系住民の 「権利と自由を守る」というのがロシアの口実だ。ロシア寄りのヤヌコ ビッチ政権が倒れたことで、ウクライナ南部と東部ではロシア系住民と ウクライナ系住民との間で緊張が高まった。

ウクライナの大統領府はまた、16日に予定されるクリミア住民投票 も違法だと強調した。政府として直ちに取る行動には言及しなかった。

クリミア自治共和国の通信社、クリミア・インフォメーション・エ ージェンシーによれば、クリミア議会はロシアのプーチン大統領と同国 議会に対し、クリミア半島をロシア連邦に組み入れる手続きの開始を求 めた。

原題:Crimea Voters to Decide March 16 on Union With Russia or Ukraine(抜粋)

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