ドイツ銀を元従業員が提訴、契約違反主張-10億円超請求か

2012年にイタリアでデリバティブ (金融派生商品)関連の詐欺罪で有罪になったドイツ銀行の元従業員 が、契約違反を主張し同行を提訴した。

裁判所の資料によると、カルロ・アロシオ氏は2月27日、ロンドン の裁判所にドイツ銀を提訴した。資料には詳細は記載されていない。同 氏は600万ポンド(約10億3000万円)余りを請求していると、事情に詳 しい関係者が匿名を条件に明らかにした。

ドイツ銀とJPモルガン・チェース、UBS、デプファ銀行とこれ ら銀行の行員9人は12年にミラノの裁判所で、ミラノ市への金利スワッ プ販売による利益を隠した罪で有罪判決を受けた。銀行は約9000万ユー ロ(約127億円)の返還を命じられたが、これに異議を唱え1月に始ま った裁判で争っている。

ドイツ銀は「元従業員から起こされた契約違反に関する訴えで、当 行は検討中だが、勝訴できると考えている」と電子メールでコメントし た。アロシオ氏は電話取材に対しコメントを控えた。

原題:Deutsche Bank Sued by Ex-Employee Convicted in Italy Fraud Case(抜粋)

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