ヘッジファンド運用者ら続々来場-美術品高でNYフェア活況

米マンハッタンで開幕した「アート ショー」では、米画家エルズワース・ケリー作の絵画が200万ドル(約 2億円)、米現代美術家ジェームズ・タレル作のホログラム5点が1点 当たり10万ドルでいち早く売却された。

26回目を迎えるこのアートフェアは4日にパークアベニュー・アー モリーで開幕。米投資会社KKRのヘンリー・クラビス共同会長やヘッ ジファンド運営会社サード・ポイントを率いるダン・ローブ氏らVIP が続々と訪れた。サード・ポイントは、サザビーズのクリスティーズ・ インターナショナルに対する競争力が低下していることを批判してい る。毛皮やダイヤモンドを身に着け、すしなどの料理を楽しむ常連客で ごった返す会場には、慈善家のアグネス・ガンド氏やエリ・ブロード氏 も姿を見せた。

「何か購入したいと望むなら大金を支払う準備をしておいた方がい い」。ダラスを拠点とする収集家で元ヘッジファンド運用者のハワー ド・ラチョフスキー氏はそう語る。

美術品の価格は過去10年間に高騰しており、上昇率は米国株や金、 高級ワインを上回っている。このため、富裕層の買い手の美術品需要が 増えている。調査会社アートネット・ワールドワイドの調査によれば、 現代と戦後のアーティスト50人で構成するアートネットC50指数 は、2003年の年初から13年末までに434%上昇した。この間のLiv- ex100高級ワイン指数の上昇率は160%、S&P500種株価指数 も160%、NYSE・Arca金鉱株BUGS指数は51%となってい る。

原題:Kravis to Loeb Flock to Art Show as $2 Million Work Sells (1)(抜粋)

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