トリシェ氏:ECBには購入国債の不胎化措置を停止する選択肢

欧州中央銀行(ECB)のトリシェ 前総裁は5日、自らが総裁だった時期に導入した不胎化措置について、 ECBは同措置を停止することが可能だとの認識を示した。

トリシェ氏はアブダビで記者団に対し、「流動性は少ないので、流 動性吸収措置を停止することができる」と述べ、「現状を考慮すれば、 明らかに可能な措置だ」と語った。

トリシェ氏はECB総裁を務めていた2010年、現在休止中の証券市 場プログラム(SMP)を導入した。ソブリン債危機を抑制するために 購入した国債がインフレをあおるとの懸念を緩和するため、この一環と して市場に放出された資金を吸収する措置も講じた。ECBは現在、毎 週、約1750億ユーロ(約24兆6600億円)の資金を吸収している。ドラギ ECB総裁は不胎化停止について、ECBが現在検討している選択肢の 一つだと述べていた。

原題:Trichet Sees Pause in Bond-Purchase Sterilization as ECB Option(抜粋)

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