ウクライナ緊迫化で米国産穀物輸出が増加か-シカゴ市場高騰

ウクライナ情勢が緊迫化すれば、穀 物の実需業者は米国産の輸入を増やさざるを得なくなるとの見方が広が っている。シカゴのトウモロコシ相場は半年ぶりの高値に達している。

業界団体のアメリカ穀物協会の地域ディレクター、ケアリー・シフ ェラス氏によると、ウクライナの農家は通貨下落に対するヘッジ手段と して農産物在庫を保持しており、出荷が鈍化している。ジェフリーズ・ ベーチェによれば、供給懸念を理由にアジアの実需業者は東欧産の穀物 を購入しようとしない可能性がある。ウクライナは今シーズン、トウモ ロコシでは世界3位、小麦では6位の輸出国になると予想されていた。 いずれの穀物の輸出も米国が首位。

ロシアの部隊がクリミア半島を事実上掌握していると伝えられたこ とから、今週の穀物相場は高騰した。シカゴのトウモロコシ先物は5 日、昨年9月以来の高値に達した。昨年は年間ベースで約40%の下落だ った。小麦相場は今月4日、12週間ぶりの高値を付けた。穀物輸送船 約120隻を運航するウェスタン・バルクによると、黒海の港湾と海運関 連施設はほぼ通常通り操業している。

原題:Ukraine Turmoil Seen Boosting U.S. Grain Exports as Corn Rallies(抜粋)

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