中国政府、公害との闘いを全人代で宣言-国民の不満感じ取る

中国の李克強首相は5日、環境汚染 が大きな問題だと明言した上で、政府は排ガスの多い自動車を路上から 排除し石炭を火力とする溶融炉を閉鎖することで大気汚染に「宣戦布告 する」と表明した。

北京で始まった全国人民代表大会(全人代、国会に相当)の冒頭で の政府活動報告で、李首相は環境汚染について、「非効率で見境のない 開発モデルに対する自然の極めて強い警告だ」と指摘。「健全で優しい 環境は国民生活およびわが国の将来にとって不可欠だ」と語った。

こうした発言は、公害および公害が健康に与える影響をめぐり広が っている国民の不満を政府が意識していることを裏付けている。今回の 全人代の数週間前からも、中国北部の多くの地域で大気汚染が健康に悪 影響を及ぼす水準にまで達していた。

李首相は大気汚染について、健康に深刻な被害をもたらすPM2.5 (直径2.5マイクロメートル以下の超微細粉塵)およびPM10の濃度を 抑え、エネルギー消費に上限を設けるとする一方で、飲料水の水源を守 るための行動計画に言及した。

原題:China to Declare War on Pollution as Smog Spreads Across Country(抜粋)

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