ウクライナより米緩和縮小が深刻な脅威-7兆円運用の年金基金

新興市場に資金を投じる投資家にと って、ウクライナの軍事的不安よりも米国の金融刺激策縮小が誤ったタ イミングで行われる方が大きなリスクだと、デンマークの年金基金 PFAのチーフ投資ストラテジスト、ヘンリク・ヘンリクセン氏が指摘 した。

コペンハーゲンを拠点とするPFAは4000億クローネ(約7兆5000 億円)余りの資産を運用する。ヘンリクセン氏はウクライナの混乱が数 週間以内に収束すると予想。ウクライナ情勢が市場を今週動揺させたと しても、米国の金融刺激策の縮小ペースについて連邦準備制度理事会 (FRB)が発するシグナルに投資家はより多くの注意を払うべきだと 述べた。

ヘンリクセン氏は4日の電話インタビューで、「米金融緩和の縮小 が間違ったタイミングで行われた場合、今回の対立よりもはるかに深刻 な悪影響を新興市場に与える可能性がある。2014年の新興市場にとって 最大の脅威は、米連邦準備制度による緩和縮小ペースであるとわれわれ は確信している」と語った。

原題:U.S. Taper Bigger Threat Than Ukraine, $75 Billion PFA Fund Says(抜粋)

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