金値決め操作で英バークレイズなど5行を提訴-米投資家

ロンドンでの金の値決めを操作した として、金を売買していた投資家が4日、英バークレイズやドイツ銀行 など5行を相手取り、米マンハッタンの連邦地裁に提訴した。

原告でニューヨーク在住のケビン・マーハー氏は、金の値決めに参 加する5行が共謀して価格設定を操作したと主張している。同氏は金の 現物と先物、オプションを売買していたという。金の値決めは約100年 続いており、20兆ドル(約2000兆円)規模の金市場の指標となる。

マーハー氏は訴状で、研究者2人が金の値決めに関連して金価格が 異常な動きを示したとする研究報告の草稿についてブルームバーグ・ニ ュースが先週報じた記事などを引用している。草稿は、5行が指標を操 作するために積極的に協力した可能性を示唆する初の研究報告。値決め にはカナダのノバスコシア銀行、英HSBCホールディングス、フラン スのソシエテ・ジェネラルも参加していたとされる。

マーハー氏は2004年から現在までに値決めに基づいて価格が設定さ れた金と金関連デリバティブ(金融派生商品)、あるいはニューヨーク 商業取引所(NYMEX)COMEX部門の金の先物またはオプション を保有・売買していた投資家の集団代表訴訟とすることを目指してい る。

原題:Barclays, Deutsche Bank Accused of Gold Fix Manipulation (1)(抜粋)

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