ジュネーブ自動車ショー開幕、各社は14年に自信-欧州の回復で

イタリアのフィアットやフランスの プジョーシトロエン(PSA)、独フォルクスワーゲン(VW)など、 スイスのジュネーブ国際自動車ショーに参加している自動車メーカー各 社にとって、状況はこの1年で大きく変化した。

自動車ショーは4日に開幕し、新型モデルの「アウディTT」など が出展される。欧州自動車市場は6年に及んだ低迷から脱却しつつあ り、欧州自動車工業会(ACEA)は2014年の新車販売台数は2%増加 するとみている。

14年のユーロ圏の成長率は1.2%の見込みで、2月の景況感指数は 予想に反して改善した。ユーロ圏が過去最長のリセッション(景気後 退)を脱する中、新車購入の意欲が高まり、欧州市場での新車販売台数 は5カ月連続で増加している。

VWグループの販売責任者クリスチャン・クリングラー氏は自動車 ショーの会場で「昨年は欧州の見通しに慎重だったが、今年は逆だ」と 指摘。その上で「ムードは改善しているものの、ピークからは程遠いの が現実だ」と述べた。

昨年のジュネーブ自動車ショーの時点では、販売台数は落ち込みが 続いていた。その後、メーカー各社は人員と過剰生産能力の削減を進め てきた。フィアットは傘下にある米クライスラー・グループの完全子会 社化を完了し、世界7位の自動車メーカーとなった。プジョーは中国の 東風汽車集団と仏政府からの出資を受け入れ、VWは傘下のスウェーデ ンのトラックメーカー、スカニアの残りの株式の取得を目指している。

原題:Automakers Turn Upbeat at Geneva Car Show as Europe Recovers (1)(抜粋)

--取材協力:Angeline Benoit、Dorothee Tschampa、Tommaso Ebhardt、Tim Higgins、Mark Clothier、Chris Reiter. Editors: Chad Thomas, Tom Lavell

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