NY外為:円が2週間で最大の下げ-露大統領発言受け

ニューヨーク外国為替市場では円が ドルに対し2週間で最大の下げ。ロシアのプーチン大統領が、直ちにウ クライナに派兵する必要はないと発言したことで安全資産への需要が後 退した。

円は主要16通貨全てに対して値下がり。ロシアのルーブルは上昇。 プーチン大統領はウクライナへの軍事力行使は極端なケースだと説明し た。米国および欧州の同盟国がロシアに対する経済・外交面での圧力を 強める方法を探る中、ケリー米国務長官はウクライナの首都キエフに到 着。スイス・フランは対ユーロで下落した。

みずほフィナンシャルグループの米通貨セールス責任者、ファビア ン・エリアソン氏(ニューヨーク在勤)は「ロシアが軍事行動の脅威を 後退させつつあり、市場はリスクオンのイベントと捉えている。それが 安全通貨には打撃となった」と指摘。「ロシアはウクライナに対し、当 初は極めて強い姿勢を取った。よって前日はリスクオフの展開となっ た」と続けた。

ニューヨーク時間午後2時27分現在、円は対ドルで前日比0.7%安 の1ドル=102円19銭。下落率は2月18日以来で最大。前日は101円20銭 と、2月5日以来の高値に上昇していた。円はこの日ユーロに対して は0.8%安の1ユーロ=140円37銭。ユーロは対ドルでほぼ変わらずの1 ユーロ=1.3737ドル。

原題:Yen Falls Most in 2 Weeks as Russia Recalls Troops; Franc Slides(抜粋)

--取材協力:Neal Armstrong. Editors: Paul Cox, Dave Liedtka

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