NY銅:2週間ぶりに上昇-ウクライナ情勢の緊張緩和で

4日のニューヨーク銅先物相場は2 週間ぶりに上昇した。ロシアとウクライナとの間の緊張緩和の兆しが背 景にある。ロシアのプーチン大統領がウクライナに部隊を派遣する差し 迫った必要はないと発言したことで、世界の株式相場は上昇した。

TDセキュリティーズ(トロント)のアナリスト、バート・メレク 氏は電話インタビューで、「緊張が和らいだことで相場が反発し、リス クオンの姿勢が強まっている」と指摘。さらに5日開幕する中国の全国 人民代表大会(全人代、国会に相当)について、「極めて重要であり、 同国の今後の銅需要について何らかのヒントを与えてくれるだろう」と 述べた。

ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のCOMEX部門の銅先物 5月限終値は、前日比1.3%高の1ポンド=3.2145ドル。中心限月とし ては昨年12月24日以来の大幅な上昇となった。世界最大の消費国である 中国の需要が減退するとの懸念もあって前日までの9営業日で3.2%下 落していた。

ロンドン金属取引所(LME)の銅相場(3カ月物)終値は前日 比1.2%高の1トン=7049.50ドル。ニッケルは8カ月ぶり高値に上昇。 アルミと鉛、亜鉛、スズも値上がりした。

原題:Copper Rises for First Time in Two Weeks as Ukraine Tension Ebbs(抜粋)

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