ロシア寄り集団がウクライナ海軍本部包囲-水や電気断つ作戦

ロシア寄りの200人ほどの集団がク リミア半島セバストポリのウクライナ海軍本部を包囲し投降を迫った。 降伏しなけば水と電気、食糧を断つ作戦だ。

銃を抱えた覆面の男らに守られた集団は基地の出口を封鎖し、メガ フォンを使って投降を呼び掛けた。親ロシアのヤヌコビッチ政権が倒れ た後、ロシア系住民が多数を占めるクリミアは紛争の焦点となった。

包囲作戦を率いているウラジミール・チュニン氏はインタビュー で、「海軍本部を排除すれば地域のウクライナ軍は壊滅する」とし、 「水と電気を断って出入り口はコンクリートでふさぐ。食糧供給も止め る。長く持ちこたえられるはずはない」と語った。

セバストポリ自警団と自称するこの集団は海軍本部の建物からウク ライナの軍人が出てくるたびに歓声を上げている。チュニン氏によれ ば、包囲開始から今までに少なくとも7人が基地を出た。ウクライナ艦 隊のハイデュク司令官はとどまっている。親ロシア側に1日に寝返った 前任者が説得に当たっているという。

ウクライナのトゥルチノフ大統領代行によれば、ロシアはクリミア 周辺のウクライナ艦船を接収するとし、現地時間4日午前5時(日本時 間同日正午)までに降伏し武器を引き渡すよう最後通告した。ロシアは 最後通告について否定していた。

原題:Pro-Russia Mob Surrounds Ukrainian Navy’s Headquarters in Crimea(抜粋)

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