日本取引所:日経平均先物の取引が一時停止、人為的ミス原因

日本取引所グループ(JPX)傘下 の大阪証券取引所で4日午前、日経平均先物の取引が一時停止した。

大証によると、日経平均先物のラージとミニ、オプションの全限月 取引が午前11時5分から同30分まで25分間停止した。大証の広報担当、 矢田真博氏はブルームバーグ・ニュースの取材に対し、原因は「人為的 なオペレーションミスと確認した」と述べた。

日本取引所では今月24日、大証と東京証券取引所のデリバティブ市 場の統合を控える。統合に関する最終判断は、22日に発表予定だ。

大証では昨年3月4日午前、売買システムに障害が発生し、日経平 均先物ラージやミニ、オプションなどの全限月の取引が午後にかけて一 時停止した。原因は、日経225オプション取引にかかる処理だった。

今夕に大阪で会見した大証の神木龍哉執行役員(市場運営担当) は、「本来取引が行われるべき時間に中断してしまった。投資家にご迷 惑をお掛けした」と陳謝した上で、ちょうど前回から1年後のトラブル に「1年前はシステム障害だったが、今回はあくまでも単純なオペレー ションミス」と強調した。

神木氏によると、日経225オプション取引で即時約定可能値幅( DCB)が午前10時59分に発動、11時にDCBを解除したが、同5分に 日経225先物取引などにおいて取引のステータスの切り替え作業ミスが 発生した。取引システムのJ-GATEでは、10時59分のDCB発動時 に全ての商品の取引ステータスを手動で切り替える作業を行うが、この 過程でのミスで正しく切り替わらなかった。DCBの発動は1日に何十 回もあるが、取引ステータスを切り替える午前11時のタイミングにJ- GATE導入以来で初めて重なり、手動切り替えの必要性が生じた。

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