NY原油時間外:急落-ウクライナ情勢懸念は行き過ぎの見方

ニューヨーク原油先物相場は4日の 時間外取引で急落。北海ブレント原油相場と共に3営業日ぶりの下落と なった。ロシアとウクライナとの緊張に伴う供給懸念が行き過ぎていた との見方が強まった。

原油先物相場は一時、1%安を付け昨年9月以来の高値から下げ た。インタファクス通信はロシア政府スポークスマンの話として、プー チン大統領が軍事演習の終了を命じたと報じた。ソシエテ・ジェネラル によると、投資家の供給途絶懸念は見当違いとの見方が出ている。テク ニカル指標はウェスト・テキサス・インタミディエート(WTI)相場 の活況が長続きしないことを示唆している。

ノルディア・マーケッツ(シンガポール)のエネルギーセールス担 当シニアマネジャー、ソーレン・ボ・ドビエ・ニールセン氏は電話で 「ロシアで起きていることに対する懸念は行き過ぎている。この軍事演 習の情報がニュースかどうか、一部の人々が反応しているだけなのか見 極める必要がある」と述べた。

ニューヨーク商業取引所(NYMEX)の原油先物4月限は一 時、1.01ドル安の103.91ドルを付けた。シンガポール時間午後2時53分 (日本時間同3時53分)現在、104.06ドルで推移。前日の通常取引 は2.3%高の104.92ドルで引けた。終値としては昨年9月19日以来の高 値。全限月の取引高は100日平均を約82%上回った。

原題:WTI, Brent Oil Fall as Supply Concerns Over Ukraine ‘Overblown’(抜粋)

--取材協力:Ben Sharples. Editors: Yee Kai Pin, Pratish Narayanan

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