ウクライナ情勢緊迫で商品相場が半年ぶり高値-原油など上昇

商品相場は約半年ぶりの高値に上昇 した。ウクライナ情勢の緊迫化でエネルギーと農産物の供給に支障が生 じるとの懸念が高まる一方、安全資産としての金の需要が拡大したこと が要因。

商品24品目で構成するS&P・GSCIスポット指数は3日、一 時2.1%上昇し663.48と、昨年9月9日以来の高水準に達した。終値 は660.22。原油は一時2.6%、小麦も7%、金は2.5%それぞれ上昇し た。トウモロコシとガソリンも上げた。

約1500億ドル(約15兆2000億円)相当の資産を運用するスタイフェ ル・ニコラウスのファンドマネジャー、チャド・モーガンランダー氏は 電話インタビューで、「ウクライナ情勢をめぐる不透明感により、商品 相場全般が引き続き上昇するだろう。ウクライナは穀物の主要供給国で あるため世界市場で懸念が広がっている」と指摘。「さらなる外交上の アプローチが取られるまでの間、金など安全資産の需要は継続しそう だ」との見方を示した。

欧州連合(EU)向けに輸出されるロシアの天然ガスの半分以上は ウクライナ経由。ウクライナは今年のトウモロコシ輸出で、米、ブラジ ルに次いで世界第3位になると予想されている。小麦では世界第6位。

原題:Commodities Climb to Six-Month High as Oil, Corn Rise on Ukraine(抜粋)

--取材協力:Rudy Ruitenberg、Mario Parker、Ben Sharples、Rupert Rowling、Jake Rudnitsky、Natasha Doff. Editors: Joe Richter, Millie Munshi

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