NY銅:14週間ぶり安値-中国の指標悪化で需要懸念強まる

3日のニューヨーク銅先物相場は14 週間ぶり安値に下落。世界最大の消費国である中国での需要が後退する との観測が広がった。

中国国家統計局と中国物流購買連合会が1日発表した2月の製造業 購買担当者指数(PMI)は50.2と、昨年6月以来の低水準となった。 英HSBCホールディングスとマークイット・エコノミクスが3日発表 した2月の中国製造業PMI改定値は48.5と、7カ月ぶりの水準に低下 した。世界の株価は軒並み下落。ウクライナはロシア軍がクリミア半島 でのプレセンスを拡大しつつあると警告している。

ロング・リーフ・トレーディング・グループ(シカゴ)のシニア市 場ストラテジスト、ブライアン・ブース氏は電話インタビューで、「銅 に関する限り、中国の経済指標に注目する必要がある」と指摘。ウクラ イナ情勢などを考えれば、どこの市場でも「若干のボラティリティ(変 動性)」が見込まれると述べた。

ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のCOMEX部門の銅先物 5月限終値は、前週末比0.5%安の1ポンド=3.172ドル。一時は3.1565 ドルと、中心限月としては昨年11月21日以来の安値を付けた。

ロンドン金属取引所(LME)の銅相場(3カ月物)終値は前週末 比0.6%安の1トン=6968ドル。スズは2.5%安と、1月3日以来の大幅 な下げ。鉛も下落し、ニッケルは上昇した。

原題:Copper Drops to 14-Week Low on Speculation China Demand Will Ebb(抜粋)

--取材協力:Agnieszka Troszkiewicz、Daryna Krasnolutska.

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