ウクライナ債相場、過去最大の下落-支援確保の能力に疑問符

3日の取引でウクライナのユーロ債 相場は過去最大の下落となり、同国の株式も大幅安となった。ロシアに よる軍事介入の脅威を受け、ウクライナ政府がデフォルト(債務不履 行)回避に必要な西側諸国の支援を迅速に確保できるどうか疑問視され ている。

ウクライナの2023年4月償還のドル建て国債利回りはキエフ時間午 後6時41分(日本時間4日午前1時41分)現在、98ベーシスポイント (bp、1bp=0.01%)上昇の10.48%。ウクライナ株の指標である UX指数は12%安と、08年9月以来の大幅下落となった。ワルシャワ市 場に上場しているウクライナ株の指標も16%安と過去最大の下げとな り、最安値を付けた。

野村ホールディングスのロンドン在勤アナリスト、ドミトリ・ペト ロフ氏は3日に電子メールで配布されたリポートで、「軍事行動の現実 的なリスクに直面するウクライナの政策当局者が構造改革に集中し、国 際通貨基金(IMF)との支援交渉を行うのは困難だろう」と指摘。 「あからさまな軍事衝突がなくても、支援交渉が遅れる可能性で再編の リスクは増大することになる」と記した。

原題:Ukraine Bonds Slump by Record as Russia Troops Threaten Aid Plan(抜粋)

--取材協力:Katie Linsell. Editors: Justin Carrigan, Matthew Brown

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