世界の産金大手、生産減を予想-鉱山投資削減と計画見直しで

大手産金会社は、世界の金生産が予 想を下回り、減少するとの見通しを示している。金相場が昨年、過去 約30年で最大の下落を示したことを受け、産金各社は投資を削減し採掘 計画を見直している。

カナダのバリック・ゴールドやゴールドコープ、米ニューモント・ マイニングの時価総額上位3社は、金相場が昨年、年間ベースで28%下 落したことを受け、産金業界が変化していると説明する。金相場下落に 伴って産金会社が計上した評価損は少なくとも計300億ドル(約3兆 円)に上る。

バリックのジェイミー・ソカルスキー最高経営責任者(CEO)は 2月24日のインタビューで、「産金業界の規律が厳しくなっている。業 界は変曲点にあり、金生産はいずれ人々が考える以上に減少し始めると 思う」と予想。鉱山生産の減少が金相場を下支えする可能性があるとの 見方を示した。

カナダの産金会社アグニコ・イーグル・マインズのショーン・ボイ ドCEOはインタビューで、中国で金現物の需要が拡大していると指 摘。各国・地域の中央銀行による金購入は4年連続で純増しており、今 後も増加が予想されると述べた。

原題:Gold Miners See Looming Output Drop After Cut in Mine Spending(抜粋)

--取材協力:Heather Hauswirth. Editors: Simon Casey, Steven Frank

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