寒波と乾燥天候の影響、シカゴ小麦の上昇続く見通し

シカゴ市場の小麦相場がさらに上昇 するとの見通しを、調査会社アグリソース(シカゴ)が示した。米国の グレートプレーンズ(大平原地帯)と中西部一帯で栽培されている冬小 麦が乾燥した天候と寒波の被害を受けたためだ。

ハイ・プレーンズ・リージョナル・クライメート・センターのデー タによると、産地の平均気温は今年、平年をカ氏で最大12度下回ってい る。アグリソースのチーフエコノミスト、ビル・ティアニー氏によれ ば、テキサス州からイリノイ州にかけての地域では乾燥した天候条件が 拡大しており、今月後半に休眠状態から覚める小麦に影響が出る可能性 がある。

シカゴ商品取引所(CBOT)の小麦相場は2月に月間ベース で8.4%上げ、2012年7月以降で最大の上昇率を示した。国際穀物理事 会(IGC)の2月27日の発表によると、14年6月-15年5月の世界の 小麦生産高は6億9600万トンと、前年の推計7億800万トンから減少す る見込み。

原題:Wheat Seen Extending Rally as Cold Threatens U.S. Winter Crops(抜粋)

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