新興国からのホットマネー流出は投資の好機-マースクCEO

デンマーク最大の企業で海運会社の APモラー・マースクは、新興市場の下落を投資の好機として活用す る。ニルススメーデガード・アンデルセン最高経営責任者(CEO)が 明らかにした。

アンデルセン氏は電話インタビューで、「港湾などのインフラプロ ジェクトに投資する際、金融投資家と競合することが多い。成長市場に 関心を示す投資家が減れば、当社にとっては投資の好機となる」と語っ た。

マースクはコンテナ海運や港湾運営、石油などの部門を保有し、昨 年は新興市場を中心に世界で約70億ドル(約7100億円)を投資した。ア ンデルセン氏によると、今年に入ってアルゼンチンやインドなどの市場 が下落したが、同社は新興国への投資を縮小する予定はない。

同CEOは「今年は新興国に頻繁に足を運ぶつもりだ。インフラ投 資の最大の機会があるのはこれらの国々だ。今年初めに数週間アフリカ に滞在し、中国と南米への出張も予定している。当社の投資戦略はこれ らの成長市場に重点を置く方針だ。循環的動きとは逆の考え方をする必 要がある」と述べた。

原題:Hot Money Exiting Emerging Assets Is Buy Trigger for Maersk CEO(抜粋)

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