中国人民元、対ドルで下げ止まらず-製造業PMIの低下響く

中国人民元は週明け3日も対ドルで 下落。中国の製造業活動を示す指数が低下し、景気減速の新たな兆候が 確認された。人民元は2月に月間ベースで記録的な下げとなった。

中国外国為替取引システム(CFETS)によると、人民元は上海 市場で前週末比0.02%安の1ドル=6.1462元で終了。2月は約1.4%下 げ、公定・市場レートが統合された1994年初め以降で最大の月間下落率 となった。先週末の2月28日には一時6.1808元と、10カ月ぶりの安値を 付けた。

中国国家統計局と中国物流購買連合会が1日発表した2月の製造業 購買担当者指数(PMI)は50.2で、1月の50.5から低下。英HSBC ホールディングスとマークイット・エコノミクスが3日発表した2月の 中国製造業PMI改定値は48.5で、1月の49.5から低下した。

中国人民銀行(中央銀行)は3日、元の中心レートを0.04%引き上 げて1ドル=6.1190元に設定した。引き上げ幅は2月14日以来の大き さ。

ブルームバーグの集計データによると、香港オフショア市場で元 は6.1217元に下落。2月は月間で1.4%安と、2011年9月以来の大きな 下げを記録した。1年物ノンデリバラブル・フォワード(NDF)はこ の日、0.05%高の6.1585元。

原題:Yuan Extends Record Monthly Loss as China’s Factory Output Slows(抜粋)

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