中国:不動産業者向け融資リスクを今年厳格に管理-銀監会

中国は今年、不動産開発業者向けの 貸し出しに関するリスクを厳格に管理していく方針だ。銀行業監督管理 委員会(銀監会)は不動産セクターを過剰生産能力を抱える業界と共に 信用問題での火種になる可能性があると捉えている。

銀監会が28日ウェブサイトに掲載した中国銀行業界に関する年次報 告によると、同委員会は主要な開発業者の動向を注視し、一部業者で資 金繰り難が起きた場合に生じる悪影響の連鎖リスク抑制を図っていく方 針だ。また、定期的にストレステストを行い、ウェルスマネジメント商 品が商業用不動産投資に回ることを禁止する意向も明らかにした。

銀行融資に関する規則が一段と厳格化されれば、開発業者の資金調 達コストは上昇が見込まれる。同業界は既に政府による不動産投資抑制 策と景気減速に見舞われている。1月の新築住宅価格の伸びが主要都市 で鈍化したことや興業銀行が不動産関連プロジェクト向け融資の先送り を発表したことを受け、不動産株は27日まで6営業日続落した。

また銀監会は各行に対し今年、過剰生産能力を抱える業界向けの融 資を絞り込むとともに造船所と製鋼所、太陽光企業に注意を払い、国務 院の政策を遂行するよう強く求めた。

原題:China to Strictly Control Property Lending Risks This Year (抜粋)

--取材協力:Ludi Wang.

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