ウクライナ情勢緊迫、週明けの天然ガスや原油相場は上昇か

ウクライナをめぐる地政学的な緊張 の高まりでエネルギー供給が制限される可能性に懸念が強まっており、 週明けの天然ガス・原油相場は上昇しそうだ。サクソ・バンク(コペン ハーゲン)のストラテジスト、オーレ・ハンセン氏とドバイのコンサル タント、ロビン・ミルズ氏がこう予想した。

ハンセン氏は2日に電話インタビューで、「市場はものすごく神経 質になろう。こうした警戒感が相場を押し上げるはずだ」と指摘した。

ロシアのプーチン大統領は週末、同国産天然ガスを欧州の消費者に 届けるパイプラインが敷設されているウクライナへの軍事介入の可能性 を表明。2009年1月には、価格や輸送条件をめぐる対立でロシアがウク ライナ経由の供給を停止したことから、天然ガスの卸売価格が急騰した 経緯がある。ただ、現時点では欧州の天然ガス在庫は少なくとも4年ぶ りの高水準にあるため、供給停止の可能性による影響は今のところ抑え られている。

マナー・エナジー・コンサルティング・アンド・プロジェクト・マ ネジメント(ドバイ)のコンサルティング責任者、ロビン・ミルズ氏は 2日、「供給が途絶した場合でも欧州はそうした状況に対応する態勢が よりうまく整っている。まだ供給停止の兆候はない」と指摘した。

原題:Ukraine Tension Seen Stoking Gas, Crude Prices When Markets Open(抜粋)

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