今週の世界経済:2月の米雇用統計とECBの政策決定に注目

エコノミスト予想によれば、米労働 省が今週発表する2月の米雇用統計では、非農業部門雇用者数が前月よ りも伸びたもようだ。悪天候などで減速した米経済の回復に企業がより 自信を強めていることが示されそうだ。

欧州では今週6日の欧州中央銀行(ECB)の政策委員会に注目が 集まる見通し。政策金利を過去最低の0.25%に既に引き下げている ECBが刺激策を強化する可能性をめぐってはエコノミストの意見が割 れている。ドラギ総裁が先週、デフレからユーロ圏を守るECBの方針 を表明した後に欧州連合(EU)が発表した2月の消費者物価指数 (CPI)はエコノミスト予想を上回る伸びだった。ECBは新たな経 済見通しも公表する。

イングランド銀行(英中銀)も同日、金融政策委員会(MPC)を 行う。ブルームバーグのエコノミスト調査によれば、政策金利は過去最 低の0.5%、債券買い取りプログラムの目標は3750億ポンド(約63 兆7000億円)に据え置かれる公算が大きい。

今週はこのほか、オーストラリアの2013年10-12月(第4四半期) 国内総生産(GDP)やメキシコの2月のCPI統計などの指標が発表 される予定。

エコノミスト予想の中央値によると、7日に米労働省が発表する2 月の非農業部門雇用者数は前月比15万人増と、1月の11万3000人増を上 回る伸びとなる見込み。ただ、3カ月平均は悪天候による雇用鈍化で12 年以来の弱い伸びとなりそうだ。失業率は前月と同じ6.6%と、08年10 月以来の低水準になる見通し。

原題:Employment in U.S. to ECB Policy Decision: Global Economy (抜粋)

--取材協力:Jana Randow、Fergal O’Brien、Jennifer Ryan、Michael Heath、Eric Martin. Editors: Carlos Torres, Mark Rohner

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