円上昇、ロシアのウクライナ軍事介入の恐れで-3日アジア市場

3日早朝のアジア外国為替市場で は、円とドルが他の通貨に対して上昇している。ロシアのプーチン大統 領がウクライナへの軍事介入の可能性を示したのを受け、欧米諸国とロ シアの対立が深刻化。米国債や金など安全資産が買われ、株式や新興国 通貨が売られる展開が予想されている。

エーデルワイス・フィナンシャル・サービシズのアムバリシュ・バ リガ氏(ムンバイ在勤)は各市場での「無条件反射的な反応」を予想。 アブダビ国立銀行のマーク・ワッツ氏は投資家が「通常のリスク回避の 取引」を行い、ドルや米国債が買われ、新興国資産が売られるだろうと 述べた。ソシエテ・ジェネラルのセバスティエン・ガリー氏(ニューヨ ーク在勤)は豪ドルなど資源国通貨やロシア・ルーブルも下落すると予 想する。

プーチン大統領はウクライナに軍を投入する方針について上院の同 意を求め、承認された。ウクライナはこれに対して軍事介入なら「戦争 行為だ」と反発、オバマ米大統領は介入を控えるようロシアに警告し た。

シドニー時間午前6時47分(日本時間午前4時47分)現在、円 は0.4%高の1ドル=101円39銭。一時は101円30銭と、2月6日以来の 高値を付けた。ユーロは対ドルで0.3%下落し、1ユーロ=1.3764ド ル。豪ドルは一時0.4%安の1豪ドル=0.8892米ドルと、1カ月ぶり安 値。ニュージーランド・ドルも対米ドルで0.3%下げた。

原題:Yen Gains With Dollar as Putin to Spark Demand for Haven Assets(抜粋)

--取材協力:Garfield Reynolds、John Detrixhe. Editors: Emma O’Brien, Justin Carrigan

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
    LEARN MORE