スタインFRB理事:金融政策はシステムの安定に配慮すべし

米連邦準備制度理事会(FRB)の スタイン理事は、中央銀行当局者は金融政策が金融システムの安定に何 の影響も及ぼさないような振りはできないと述べた。

スタイン理事は28日、ニューヨークで講演。講演原稿によると同理 事は「金融政策と金融の安定は不可分である」と言明した。これはJP モルガン・チェースの米国担当チーフエコノミスト、マイケル・フェロ リ氏ら4人が執筆した論文についてスタイン理事が論評したもの。同論 文は当局が最終的に金融政策を引き締めることによって金融市場に混乱 を引き起こす恐れがあると論じている。

同理事は「金融政策は基本的にタームプレミアムやクレジットスプ レッドといったリスクプレミアムを修正するものだ」と述べ、「従って こうしたスプレッドが急激に逆戻りした際に生じる事態に対して、政策 当局者は手放しでいることはできない。仮に突然の逆戻りが経済に重要 な影響を及ぼせば、金融政策と関連があることは明白だ」と続けた。

スタイン理事はこの日の発言について、「現在の金融政策のスタン スについての発言ではない」と断った。

原題:Fed’s Stein Says Monetary Policy Must Consider Risk to Stability(抜粋)

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