中国の上場企業CEO報酬の在り方、欧米の資本主義国に類似

中国の企業幹部の報酬の在り方は欧 米に近づいているようだ。

中国では大手企業は引き続き国営となっているが、最高経営責任者 (CEO)の報酬は業績と連動する傾向が強まっている。アレックス・ ブライソン、ジョン・フォース、ミンガイ・ジョウの3氏が英王立経済 学会誌「エコノミック・ジャーナル」2月号で発表した研究報告「同じ か異なるか-中国の上場企業CEOの労働市場」でそう指摘されてい る。

中国の上場企業を対象に2001-10年に実施した調査では、業績と報 酬との関連性がこの間に強まったことが示された。関連性の強さは欧州 での調査結果と同程度で、米国を下回った。

報告によると、中国の企業幹部の報酬は欧米を「大幅に下回ってい る」ものの、非常に急速に増加している。05-10年に倍増した。中国の 企業幹部の現金給与と賞与を合わせた報酬の平均は10年に12万9399ドル (約1320万円)だった。

報告書は「中国と欧米では上場セクターの構成と市場関係の統治に 関して違いがあるものの、中国の企業幹部の労働市場は他地域と類似し ている」と指摘。「幹部の職務と経営の在り方については、国の経済、 政治、文化の違いを超越した何かがあるようだ」としている。

原題:Communist China Prefers Capitalism on CEO Pay: Cutting Research(抜粋)

--取材協力:Rina Chandran、Simon Kennedy、Jeanette Rodrigues. Editors: Anne Swardson, Paul Badertscher

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