中国中銀:人民元の変動幅拡大は4-6月が有力-BN調査

中国が世界の貿易と金融における人 民元の利用拡大を促すため外為規制を緩和していることから、中国人民 銀行(中央銀行)は4-6月(第2四半期)に人民元の許容変動幅を拡 大すると予想されている。

ブルームバーグ・ニュースがアナリスト29人を対象にここ1週間で まとめた調査によれば、人民元の変動幅拡大が4-6月期にあると20人 が予想。4人は3月にあると見込んでいる。7-9月(第3四半期)に あると答えたのは4人、10-12月(第4四半期)との回答は1人だっ た。

人民銀は毎営業日、人民元の中心レートを設定。現在はこの中心レ ートから上下1%以内で人民元は変動している。調査参加者のうち21人 が、次は2%に拡大されると予想した。

人民元の変動幅拡大は元取引の自由度を高めるとの公約の達成に寄 与するとともに、中国が輸出を支えるため人為的に元安を維持している との米国の批判にも応えることとなる。人民銀は19日発表した2014年の 政策目標に、人民元変動幅の秩序ある形での拡大を盛り込んだ。

中国の主要な経済政策を定める全国人民代表大会(全人代、国会に 相当)は来週開幕する。みずほセキュリティーズアジアの沈建光エコノ ミスト(香港在勤)は、「人民元の国際化は人民銀の最優先課題であ り、14年は極めて重要な年だ。中国は一般的に全人代の後に改革を実施 する。つまり4-6月期が変動幅拡大にとって都合のよい時期だ」と述 べた。

原題:PBOC Seen Doubling Yuan Band Next Quarter Amid Global Push (抜粋)

--取材協力:Josh Zhang.

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