ブラジル・レアル、新興国通貨で最大の上げ-GDP統計を好感

ブラジル通貨レアルは27日、新興市 場通貨の中で最も上昇した。昨年10-12月(第4四半期)の経済成長率 が市場の予想を上回り、海外の投資家を引き付けた。

イエレン米連邦準備制度理事会(FRB)議長が資産購入につい て、慎重なペースでの縮小継続をあらためて示唆しことも手掛かりとな った。

サンパウロ市場でレアルは1.3%高の1ドル=2.3192レアルと、昨 年12月10日以来の高値。ブルームバーグがフォローする新興国24通貨で 最大の上昇率となった。

コレパルティ・コレトラの外国為替責任者、リカルド・ゴメス・ダ シルバ氏は電話インタビューに対し、「イエレン議長は経済状況が改善 されない場合には緩和縮小を見直す可能性に言及した」と指摘。「予想 を上回る国内総生産(GDP)成長率もレアルを支えた」と述べた。

ブラジル中央銀行は26日の金融政策委員会で、政策金利を0.25ポイ ント引き上げ、10.75%にすることを決めた。前回までは6会合連続 で0.5ポイントの利上げを実施しており、利上げの幅は半分にとどまっ た。今回の利上げによって、政策金利はルセフ大統領が就任した2011年 と同水準となった。

原題:Brazil Real Rises Most in Emerging Markets as GDP Beats Forecast(抜粋)

--取材協力:Matthew Malinowski. Editors: Dennis Fitzgerald, Bradley Keoun

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