マツダ、メキシコ新工場に米事業の将来託す-円相場の影響軽減

マツダは北米では初の全額出資工場 となるメキシコの新工場に米国事業の将来を賭けている。日本の自動車 メーカーの中でマツダは輸出への依存度が最も高い。

調査会社IHSオートモーティブによると、27日に開所式が行われ た総投資額7億7000万ドル(約790億円)の新工場の稼働によって、マ ツダは円・ドル相場の変動による影響を軽減できる。また、米国への輸 送費削減も可能になり、メキシコが40カ国余りと締結している通商協定 からも恩恵を得られる。

日本の自動車メーカーによるメキシコ事業拡大の動きが相次いでお り、日産自動車は昨年11月、ホンダは先週、新しい工場をオープンし た。グアナフアト州サマランカ市に建設されたマツダ新工場の年間生産 能力は23万台。トヨタ自動車は同工場で年間5万台を生産する契約を結 んでおり、それ以外の生産能力は小型車「マツダ2」と「マツダ3」が 占めることになる。

IHSオートモーティブのマネジングディレクター、マイケル・ロ ビネット氏は電話取材に対し「この工場がなければ、マツダが米市場で の地位を維持するのは非常に難しいだろう」と語った。

新工場はすでに稼働しているが、マツダは27日にメキシコのペニャ ニエト大統領を招いて開所式を開いた。

原題:Mazda Pins U.S. Growth on Mexico Plant Shielded Against Yen (1)(抜粋)

--取材協力:Alan Ohnsman、向井安奈. Editors: Molly Schuetz, Stephen West

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