日立:南ア部門の株式をANC投資部門から買い戻しへ

日立製作所は南アフリカ共和国のグ ループ会社日立パワーアフリカの一部株式を保有している同国政権与党 の投資部門から同社株式を買い戻すことで合意した。同投資部門の株式 保有については、日立パワーアフリカが南アの国営企業から契約を受注 したことで利益相反批判が起きていた。

日立パワーアフリカからブルームバーグ・ニュースが受け取った電 子メールでの資料によれば、同じく日立のグループ会社である日立パワ ーヨーロッパが与党・アフリカ民族会議(ANC)の投資部門チャンセ ラー・ハウス・ホールディングスから保有株を取得する。購入額は開示 していない。

日立パワーアフリカは南ア国営電力会社エスコム・ホールディング スから発電所へのボイラー納入契約を385億ランド(現在のレートで 約3700億円)で受注。野党や労働組合が契約を批判していた。日立パワ ーアフリカの幹部は2010年、チャンセラー・ハウスによる株式保有は利 益相反を招くとして、理想を言えばチャンセラー・ハウスが持ち株を手 放すべきだとの認識を示していた。

日立は黒人の経済参加を促すという南アの国家政策に応じてチャン セラー・ハウスと提携していた。

原題:Hitachi Buys ANC Stake in S. Africa Unit Amid Conflict Criticism(抜粋)

--取材協力:Antony Sguazzin. Editors: Antony Sguazzin, Jim Silver

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