NY銅:3週間ぶり安値-中国景気減速で需要鈍化懸念広がる

27日のニューヨーク銅先物相場は約 3週間ぶり安値に下落。中国の景気減速に伴い米国の回復が足踏みし、 需要が損なわれるとの懸念が広がった。

米労働省が27日発表した先週の新規失業保険申請件数(季節調整済 み)は34万8000件と、前週から1万4000件増加。1カ月ぶり高水準とな った。ブルームバーグ・ニュースがまとめたエコノミスト全員の予想を 上回った。ブルームバーグがまとめたエコノミスト調査によれば、中国 国家統計局と中国物流購買連合会が3月1日発表する2月の製造業購買 担当者指数(PMI)では、製造業活動の拡大ペース鈍化が示されると 見込まれている。

RJOフューチャーズ(シカゴ)のシニア商品ブローカー、トム・ パワー氏は電話インタビューで、「中国経済の見通しに市場の注目が集 中しているようだ」と指摘。「失業保険申請の増加も相場を押し下げて いる。相場が上昇するには本当に強い経済指標が幾つか発表される必要 がある」と指摘した。

ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のCOMEX部門の銅先物 5月限終値は、前日比0.5%安の1ポンド=3.201ドル。一時は3.1835ド ルと、今月4日以来の安値を付けた。

原題:Copper Declines to Three-Week Low on Demand Concerns (Correct)(抜粋)

--取材協力:Agnieszka Troszkiewicz.

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