ヘッジファンド運用者コールマン氏、乾燥でパーム油上昇予想

パーム油価格が引き続き上昇すると の見通しを、ヘッジファンド運用者のマイケル・コールマン氏が示し た。東南アジアのヤシの実の主産地が乾燥した天候に見舞われ生産の伸 びが鈍化するとの観測が広がる一方、バイオディーゼル需要が拡大して いるためと指摘する。

資産規模1億4300万ドル(約150億円)のマーチャント・コモディ ティ・ファンド(シンガポール)の運用を手掛けるコールマン氏は、パ ーム油先物が4カ月以内に1トン当たり3000リンギット(約9万4000 円)に上昇するとの見方を示した。予想通りなら、26日終値から6.8% の上昇となる。パーム油価格が前回3000リンギットを上回ったのは2012 年9月。

パーム油は世界で最も消費される食用油。マレーシアの一部の州で の水不足とインドネシアの一部地域での乾燥天候の影響により、マレー シア証券取引所のパーム油価格は今月、月間ベースでは昨年10月以降で 最大の上昇率を示す可能性が高まっている。米農務省によると、両国は 世界の生産の約86%を占める。コールマン氏によると、降雨不足は通 常、9カ月から1年半後にパーム油供給に影響を及ぼすが、価格はその 前に動く。同氏は米カーギルを皮切りに1982年から商品取引に携わって いる。

原題:Palm Oil Climbing for Merchant’s Coleman on Dry Weather Risk (2)(抜粋)

--取材協力:Haslinda Amin. Editors: Jake Lloyd-Smith, Ovais Subhani

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