ブラジル中銀:政策金利を10.75%に引き上げ-利上げ幅は縮小

ブラジル中央銀行は26日の金融政策 委員会で、政策金利を0.25ポイント引き上げ10.75%にすることを決め た。利上げ幅を前回の半分に縮小し、引き締め局面が終わりに近いこと を示唆した。政策当局者は経済成長を危うくする事態を避けながらイン フレを抑制するのに苦戦している。

今回の決定は全会一致だった。ブルームバーグがエコノミスト61人 を対象に行った調査では44人が0.25ポイントの利上げを予想してい た。16人は7会合連続の0.5ポイント利上げを予想。1人は据え置きを 見込んでいた。

カナディアン・インペリアル・バンク・オブ・コマース (CIBC)のマクロ・ストラテジスト、ジョン・ウェルチ氏(トロン ト在勤)は電話取材に対し、「中銀が言っているのは、引き締めサイク ルの終わりに近づいているが、まだそこには達していないということ だ」と指摘した。

ブラジルは目標を上回るインフレ率と経済活動の鈍化が重なる状況 に陥っている。格付け会社による格下げの可能性を受け、政策当局者 は、消費者物価を押し上げ財政赤字を膨らませてきた歳出の抑制に乗り 出した。景況感悪化が投資促進を目指す政府の取り組みに影を落とす中 で、エコノミストらは2014年の成長率見通しを2ポイント余り引き下げ ている。

ブラジル中銀はウェブサイトに掲載した声明で今回の決定について 「2013年4月会合からの政策金利調整に継続性を与える」ことを目指し たものだと説明した。

26日のサンパウロ市場では、スワップ金利(14年4月限)が1ベー シスポイント(bp、1bp=0.01%)上昇し10.60%。レアルは0.4% 安の1ドル=2.3500レアル。

原題:Brazil Slows Pace of Interest Rate Increases to Spare Growth (2)(抜粋)

--取材協力:Daniel Grillo、Dominic carey. Editor: Robert Jameson

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