ドルと米国債利回りは3月後半上昇へ、寒気の緩みで-BOA

ドル相場と米国債利回りは3月後半 に上昇するとの見通しを米銀バンク・オブ・アメリカ(BOA)が26日 のリポートで示した。米国で過去50年で3番目に厳しい冬の寒さが和ら ぐことが影響すると説明している。

BOAによると、投資家は米経済指標の弱さについて寒さが一因と しているものの、「懐疑的な見方が浮上し始めており」、市場関係者の 間でドルの対円での上昇見通しが後退している。しかし、対円でのドル 高及び米国債利回り上昇を見込む取引の「リスクへの報酬」は「改善し ている」という。

BOAメリルリンチの金利・通貨グローバル責任者、デービッド・ ウー氏(ニューヨーク在勤)は電話取材に対し、「3月後半までには気 候が暖かくなるだけはなく、経済指標も改善する可能性が高い」と指摘 した。

円相場は1ドル=102円44銭と、年初から2.8%上昇。米10年国債利 回りは36ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)低下の2.67%。ブ ルームバーグが調査したストラテジストの予想中央値によると、円相場 は年央までに106円に下落し、米10年国債利回りは3.05%に上昇すると 見込まれている。

ウー氏は「年明け以降のドルの対円相場は、アベノミクスよりも米 国の天候が材料となっている」と指摘。「ドルが対円で上昇する際は、 再び天候が材料になるだろう」と述べた。

原題:Dollar Rally Springs Eternal as Winter Abates, BofA’s Woo Says(抜粋)

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