【M&A潮流】中国ネット関連買収が活発化-3大企業の競争で

米国ではフェイスブックがスマート フォン向けメッセージアプリ開発のワッツアップを190億ドル(約1 兆9400億円)で買収することで合意したが、中国でも3大インターネッ ト企業が買収ラッシュの最中にある。

アジア最大のインターネット企業テンセント・ホールディングス (騰訊)、アリババ・グループ・ホールディング、百度(バイドゥ) は、中国の6億1800万人のウェブ利用者の獲得に向け争う中、事業の空 白を埋める買収先を探している。シティグループは3社の競争により、 中国のインターネット関連の買収が今年、過去最大に増加すると予想。 ブルームバーグのデータによると、2012年以降に発表された3社の買収 件数は計44件、総額187億ドル相当に上る。

3社各社に対し、少なくともテクノロジー企業1社がニーズを満た す買収先候補に挙げられる。アリババにとっては奇虎360科技がそのウ イルス対策ソフトのため魅力的かもしれないと、国泰君安国際が指摘。 リーデル・リサーチ・グループによれば、旅行サイトのCトリップ・ド ット・コム・インターナショナル(携程旅行網)がテンセントを引き付 ける可能性がある。一方、求人広告ウェブサイト運営会社58ドット・コ ムが百度の関心を引く可能性があると、パシフィック・クレスト・セキ ュリティーズが指摘した。

パシフィック・クレストのアナリスト、チョン・チョン氏(米オレ ゴン州ポートランド在勤)は電話取材に対し、「今後数年はM&A(企 業の合併・買収)市場はかなり活況になるだろう。3大企業の競争が拍 車を掛けている」と指摘した。

原題:Tencent Hunt for Asian WhatsApps Fuels Deal Spree: Real M&A(抜粋)

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
    LEARN MORE