ブラジル株:ボベスパは下落-補助金が重しのペトロブラス安い

26日のブラジル株式市場では、指標 のボベスパ指数が下落。消費関連株は買われたものの、政府の指示によ る燃料価格への補助金が事業計画の資金調達の重しになるとの見方が広 がったブラジル石油公社(ペトロブラス)が売られた。

ペトロブラスは3.5%安。ブラジル政府がインフレ抑制を目指して いることから、同社のガソリンやディーゼル燃料価格は輸入燃料を下回 っており、利益を圧迫している。衣料小売りのエリングは2.3%上昇。 ブラジル中央銀行が25、26両日の金融政策委員会で利上げペースを緩め るとの観測から、一部の内需関連株が値上がりした。航空機メーカーの エンブラエルは4.2%高。決算がアナリストの予想を上回った。

ボベスパ指数は前日比0.2%安の46599.21で終了。指数構成銘柄の うち上昇が34銘柄、下落は38銘柄。通貨レアルはサンパウロ時間午後5 時21分(日本時間27日午前5時21分)現在、0.4%安の1ドル=2.3505 レアル。

フィデス・アセット・マネジメントのパートナー、オタビオ・ビエ イラ氏は電話取材に対し、「ペトロブラスの現在の事業モデルは持続不 可能だ」と指摘。「政府はペトロブラスをインフレ抑制に利用してお り、株主の不利益となっている」と述べた。

ブルームバーグが実施したエコノミスト調査によると、ブラジル中 銀は政策金利を0.25ポイント引き上げて10.75%(中央値)にすると見 込まれている。同中銀は前回まで6会合連続で0.5ポイントの利上げを 決めている。

原題:Ibovespa Drops as Petrobras Plunge Outweighs Consumer Stock Gain(抜粋)

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