ウクライナのクリミアで緊張走る-親ロシア派とタタール人対立

ウクライナの南部クリミア自治共和 国で26日、ロシアへの帰属に関する住民投票を求めるデモ隊が少数民族 のタタール人と対立し、緊張が高まった。

自治共和国の首都シンフェロポリにある議会庁舎の周辺では、双方 の陣営から数千人が旗を掲げて対峙した。住民投票の是非を議論するた め招集されていた議会は緊急審議を中止した。

ウクライナでは先週ヤヌコビッチ政権が崩壊して以来、ウクライナ 語を話す住民の多い西部や中部と、親ロシア派が中心の東部や南部の対 立で緊張が走っている。欧州連合(EU)はウクライナの統一維持を指 導者に呼び掛けているが、1954年までロシアの一部で、現在もロシア黒 海艦隊が基地を置くクリミアは民族間の緊張の震源になっている。

午後遅くまでにはウクライナ寄りのデモ隊が現場を去り、クリミア 自治共和国で多数派である親ロシア派だけが残った。ウクライナのテレ ビ、第5チャンネルによると、7000人余りがデモに参加した。

原題:Ukraine Tensions Flare as Pro-Russians, Crimea Tatars Clash (2)(抜粋)

--取材協力:Daryna Krasnolutska、Aliaksandr Kudrytski、Jonathan Stearns. Editors: Balazs Penz, Andrew Langley

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